フレンジコードの修理方法
このスプリングは、アップライトピアノだけにあるのが特徴です。
グランドピアノのハンマーは弦を打ったあと、重力ですぐに元の位置に戻りますが、
アップライトピアノは立型の構造のため、弦を打ったハンマーをすばやく戻すために、
スプリングの補助があります。
このコードが切れてスプリングがはずれたまま気づかずにいると、
このように曲がったり、ひどい時は破損してしまう場合があります
破損してしまうと、スプリングまで交換になりますので
部品代も労力もかかり、なかなか修理も大変でして・・・
それなので切れていることを発見したら、早めに修理されることを
お勧めしています。
このフレンジと呼ばれる部分をとりはずして、剥離剤を筆で塗ります。
1~2分たつと溝に入っているコードが、キレイに取れますので
乾燥させたあと、新しいコードを付け直します
そして、このフレンジ一つ一つに、小さい金属の棒みたいなのがついているのですが、
それがセンターピンといわれるもので、部品同士を連結させています。
数箇所にありますが、とても大事な働きをしていて、
この部分が堅過ぎても緩過ぎても、タッチに大きく影響します。
ですから、コードを交換するときには必ずこのピンの堅さをチェックして
やっと出来上がりです。
さらに、取り付ける前にハンマーについた弦の溝をなくす
「ファイリング」という作業もしますが、こちらは、また別の機会に
したいと思います
グランドピアノのハンマーは弦を打ったあと、重力ですぐに元の位置に戻りますが、
アップライトピアノは立型の構造のため、弦を打ったハンマーをすばやく戻すために、
スプリングの補助があります。
このコードが切れてスプリングがはずれたまま気づかずにいると、
このように曲がったり、ひどい時は破損してしまう場合があります
破損してしまうと、スプリングまで交換になりますので
部品代も労力もかかり、なかなか修理も大変でして・・・
それなので切れていることを発見したら、早めに修理されることを
お勧めしています。
このフレンジと呼ばれる部分をとりはずして、剥離剤を筆で塗ります。
1~2分たつと溝に入っているコードが、キレイに取れますので
乾燥させたあと、新しいコードを付け直します
そして、このフレンジ一つ一つに、小さい金属の棒みたいなのがついているのですが、
それがセンターピンといわれるもので、部品同士を連結させています。
数箇所にありますが、とても大事な働きをしていて、
この部分が堅過ぎても緩過ぎても、タッチに大きく影響します。
ですから、コードを交換するときには必ずこのピンの堅さをチェックして
やっと出来上がりです。
さらに、取り付ける前にハンマーについた弦の溝をなくす
「ファイリング」という作業もしますが、こちらは、また別の機会に
したいと思います